美和ロック
家のカギをよく見ると「MIWA」の綴りのロゴが刻印されているカギもよく見かけるのではないでしょうか。建物用の鍵の生産・販売において国内のおよそ6割を占めている美和ロック(株)が作ったカギになります。建物用や工場製品用の錠前をメインに、ドアクローザ、防犯の関連機器、窓サッシなどの金具、建築に関する金物などを製造しています。1935年(昭和10年)に創業され、初めは軍需会社として事業を拡大していきました。終戦後には除草機に取り付ける刃物などの製造も行っていました。MIWAの鍵や錠前の研究・開発は、昭和25年に封印錠の受注を機に始まったといわれています。本社は東京都港区に設けており、工場は設立当初からある伊勢工場と、生産量の約70%を製造する三重県度会郡玉城町の玉城工場など三重県の工場をメインに、盛岡・川崎にも工場があります。従業員数は2015年(平成27年)時点で1400名以上となっており、玉城工場で一日に製造する生産量は25にもなります。美和ロック(MIWA)社の製品は国内だけでなく世界のおよそ50ヵ国で利用されており、ワールドワイドに認知される技術をもった鍵メーカーに成長しました。2015年(平成27年)時点で美和ロック(MIWA)社が製造しているシリンダーの構造は大きく分類すると2種類あり、ギザギザになっている形状でロータリーシリンダー構造のU9、ディンプルキーのPR、JN、LBシリンダーなどがあります。約10年ほど前には美和ロック(MIWA)のカギが、不正解錠を行う集団に次々に狙われるような事件も起こりましたが、ピッキング対策・空き巣対策が進み、防犯性も良くなっています。錠前を中心とした美和ロック(MIWA)の製品は弊社でも取り扱っており、信頼性の高さや防犯性の高さを含めておススメする鍵メーカーの一つです。




















